
!سال نو مبارک
サーレ・ノウ・モバーラク!
新年おめでとう!
イラン周辺の地域では春分の日にお正月を迎えます。
ペルシア語で「ノウルーズ」と呼ばれ、ノウは新しい、ルーズは日を意味します。
我が家でもハフトスィーンと呼ばれる祭壇を飾りました。
ハフトは7を意味し、ペルシア語文字スィーンで始まる象徴的な意味を持つ縁起物を7つ飾ります。
【ソマーグ】ウルシ科の香辛料→日の出
【セルケ】お酢→忍耐
【センジェド】エルダーベリー→愛
【シール】にんにく→薬
【サブゼ】麦や豆などの芽→再生
【サマヌ】麦芽糖のペースト→力強さ
【スィーブ】りんご→美と健康
またノウルーズはゾロアスター教由来なので、それにちなんだ縁起物もかざります。
【アヴェスター】ゾロアスター教の経典
【詩集】王書やハーフェズ
【卵】→豊穣
【キャンドル】→悟り
【コイン】→富と繁栄
【金魚】→生命
【鏡】→過去を映し未来を見通す
そのほかお菓子やナッツ、ヒヤシンスなどのお花、時計、クルアーンも飾ります。
今年のハフトスィーンはソマーグ、お酢、りんご、にんにくの4つしか集めれませんでした。
未だにハフトスィーンをコンプリートしたことはありません。
サブゼには手に入りやすいえん麦(猫草)を植えるのですが、毎年ノウルーズまでに発芽が間に合わず、いつもスカスカです。
来年こそは早めに植えてふさふさのサブゼを飾ろうと思います。

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